新・とんでも医学備忘録

かって、はてなダイアリーで書いていた「とんでも医学備忘録」の続編として復活させることにした。 ニセ科学のことを「トンデモ科学」と片仮名書きを冠することが多いが、このブログでは仮名書きの「とんでも」を冠している。これまでの常識では考えられないことではあるが、ニセ医学ではないという意である。

磁気治療と腹鳴反応

 生命現象は生体分子機械ともいわれるタンパク質分子が機能することによって進行する。タンパク質分子は生体分子機械といわれるが、機械であれば機能は構造によって決まる。構造が変化すれば機能も変化することになり、正常状態を逸脱すると病気という状態になる。それを元の構造と機能に戻すのが治療ということになる。

 「量子磁気医学」に基づく磁気治療を行うと、ほとんどの場合、腹がグーグーと鳴る腹鳴反応が起きるので、それをシグナルとして治療を進めればよい。温冷熱療法や鍼灸、指圧などの物理療法においても起きるが、反応が鋭く現れ治療効果が高いのが磁気治療であるから、あえて磁気以外で治療を行う必要はない。これはタンパク質分子が「構造相転移」という構造変化をするときに、「励起状態」という不安定で激しく振動する状態になるためである。磁気治療が量子力学に従っているということを示している。これが起きないと構造と機能は正常状態に戻ることができない。デタラメに磁気を加えたのでは腹鳴は起きないし治療効果もない、これは法則に合致する場合だけである。

 組織の繊維化、カルシュウム沈着、アトピーなどのように、組織の損傷や変性を修復することに時間がかかる病気もある。このような病気では症状が安定してくると腹鳴音が小さくなっていき、聞こえなくなってしまう。そのような場合は治療を終了するタイミングの判定が難しいが、それまでと同じくらいの時間で終了する。腹鳴が起きなくても効果はあるので、その後も症状が解消するまで治療を繰り返せばよい。しかし、磁気を加えたままにしていると、突然大きな腹鳴音が生じて症状が改善されることもあり、やってみなければ分からない。

 

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