新・とんでも医学備忘録

かって、はてなダイアリーで書いていた「とんでも医学備忘録」の続編として復活させることにした。 ニセ科学のことを「トンデモ科学」と片仮名書きを冠することが多いが、このブログでは仮名書きの「とんでも」を冠している。これまでの常識では考えられないことではあるが、ニセ医学ではないという意である。

経頭蓋磁気刺激や交流磁気治療は「磁気治療」ではない

 経頭蓋磁気刺激法(TNS)や交流磁気治療は、変動磁場によって生じる誘導電流を利用する「電気刺激」であるから、「磁気治療」とはいえない。つまり、生体に作用するのは電気であり磁気ではないのである。中学生でも分かるこの程度のことを理解できない人物たちが主張する治療法に完治は期待できない。

 したがって、磁気治療といえるのは、磁力の変化しない「静磁気」を作用させる場合だけである。磁気を加える部位と磁極の選択が正しい場合に限り、現代医学をはるかに上回る驚異的な有効性が現れる。

 前者は「電磁気学」による説明であり、後者を説明するためには「量子力学」が必要であり、この2つは全く異なる理論である。この違いが分からない人物は、物理学の勉強をやり直したほうがよい。患者たちは、治療効果の低い経頭蓋磁気刺激法(TNS)や交流磁気治療などに金を支払ってはならない。

 「静磁気」を作用させる本当の磁気治療といえるのは、電子書籍ニセ科学ではなかった磁気療法」において公開されている治療法だけである。永久磁石を使うだけの簡単な治療法ではあるが、物理法則に合致する場合にのみ効果が現れる、そのメカニズムは難解といわれる量子力学でなければ説明できない。電子書籍にはその条件が記述されている。

 知ったかぶりして、磁気治療をバカにするだけならば読む必要はない、その様な人物はいつまでも病気のままでいればよい。ブログをいくら読んだところで治療はできない、治療法の詳細を明らかにしているのは電子書籍だけである。これまでにノーベル賞を受賞した研究などよりもはるかに重要な理論である。本当に、病気を治し、健康で暮らしたいのであれば、電子書籍を読めばよい。

 

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