新・とんでも医学備忘録

かって、はてなダイアリーで書いていた「とんでも医学備忘録」の続編として復活させることにした。 ニセ科学のことを「トンデモ科学」と片仮名書きを冠することが多いが、このブログでは仮名書きの「とんでも」を冠している。これまでの常識では考えられないことではあるが、ニセ医学ではないという意である。

なぜ、医学において量子力学が必要なのか

現代医学は分子生物学によって基礎づけられている。生命現象は生体分子機械といわれるタンパク質分子の化学反応の集積として理解されている。病気の治療は、タンパク質分子に小さな化合物を結合させて機能を調節する薬物療法が主たる治療法となっている。この論証には何ら瑕疵がないように見える。しかし、対症療法にしかならず、副作用などの不都合があることなどから、瑕疵があることを疑うべきなのである。    

それは、タンパク質分子の構造を見れば、簡単に分かることであり、分からないようでは研究者の資格がないといってもよいだろう。タンパク質分子は骨格構造と官能基からなる複合分子である。薬物はタンパク質分子の官能基と結合して機能を制御するが、骨格構造側を制御できなければ、確実で完全な治療とはならないのである。しかし、長大な骨格構造を化学的に制御することは不可能である。ところが、物理的作用を加えるならば骨格構造を簡単に制御することができてしまう。それを解明するためには、現代物質科学の基本法則である量子力学を適用しなければならないのである。

これまでの現代医学は、単に現代において行われている医学ということであり、物理学における古典物理学と現代物理学のように、量子力学の確立以降という理論的な区別ではない。その意味では、これまでの現代医学は「旧・現代医学」とでも呼ぶべきものである。

確実で完全な治癒を望むならば、患者たちは量子力学に立脚する方法によって治療を行えばよい。一見すると科学的であるように見えるが論証に瑕疵があり、不確実な治療しかできない現代医学を信奉する医師たちに全面的信頼を寄せてはならない。

 

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