量子医学というだけで、ニセ医学と決めつける医師は即刻消え失せよ
医師が唱えるトンデモ医学も困ったことであるが、医師のニセ医学批判のほうが始末に負えない。例えば、量子医学というだけでニセ医学と決めつける主張の目的は、現代医学の標準治療こそ科学的に正しい治療法であるから、それ以外の治療法を行ってはならないということである。しかし、本当の目的はニセ医学を批判することではなく、患者の囲い込みと医師の自己顕示欲が動機なのだろう。対症療法しかできず、原因や病名が分からなければ治療ができない。副作用などがあり、そもそも治療できる薬がないと宣告されることもまれではない。この程度の標準治療が科学的に正しいはずはない。
量子医学にはニセ物と本物がある。「波動医学」や「振動医学」を称するような量子医学は単なる同調にすぎず、量子力学特有の現象である「量子効果」が現れることはないのでニセ科学である。それに対して、大学院や研究所レベルで研究が続けられている量子医学は本物である。しかし、これまで目立った研究成果がなく広く一般に認知されてもいない。それくらい難しい研究ということである。量子医学を十把一絡げで批判することは、ニセ医学の温存、誤謬科学である現代医学の正当化につながり、極めて有効性が高い本物の量子医学の普及を妨害することになる。中途半端なニセ医学批判は中止して即刻消え失せるがよい。
(注意)